近年のミニカー市場を席巻しているハイディティールのミニカー。
これでもかと思えるほどの詳細な作りこみで、大人の観賞用としては充分なものと言えるでしょう。ハイディティールであるが故にパーツの破損を恐れて、未開封で箱積み状態の方も多いのではないでしょうか。ちょっと悲しいところですが。。。
その一方で、私が子供だった1960〜1970年代のミニカー。ドアやボンネットの開閉、荷台の昇降といった子供心をくすぐるギミックはもちろんのこと、玩具として手荒に扱ったり、少々放り投げても壊れない無骨さが特徴でした。ディティールも量産で実現できる最低限のレベルでしたが、子供の目には立派な自動車に見えたものです。
実際のクルマもそうですが、昨今のハイテク製品にはない「ほのぼのとした温かみ」が多かったのも事実です。
